コーヒーの木から赤い状態の果実を収穫してから、大きな水槽に入れて、機械で外皮、果肉、銀皮を取り除き、さらに発酵槽で、発酵や果肉臭の原因となる残りかすを除去してから、水洗いをして乾燥させる、コーヒー豆の精製方法です。日本語では「水洗式」と訳されます。
水洗式は主にコロンビア、グァテマラ、タンザニアなど、ブラジル以外の中南米やアフリカの一部で採用されています。
水洗処理をすると、コーヒー豆は、すっきりとして清涼感があり、酸味が強くなる傾向にあり、ブルーマウンテンやキリマンジャロなどの高品質なコーヒー豆ができると考えられています。