UCCの独自製法(特許第3617906号)で、焙煎直後の豆を、マイナス2℃で急速に冷却することで、焙煎したての香りを長時間にわたって保持することができるようにした製法です。
コーヒー豆は、焙煎直後から香りが飛散していってしまいます。特に、焙煎したての豆は、高温なので、熱の変化と共に風味も飛んでいきやすくなっています。この風味の飛散を防ぐには、豆を急速に冷やすことが重要で、空気を送って冷やす方法が一般的だったのですが、冷却装置によりマイナス2℃の空気を送って冷やすと共に、その空気を循環させることで、豆から放出された香気が再び豆に戻るようにして冷却するようにしたのが、アロマフリージング製法です。冷却温度をマイナス2℃よりも下げてしまうと、反対に豆が結露してしまうことが判明したために、最適な温度としてマイナス2℃が採用されています。